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OEE計算ツール:計算式・計算例・すぐに結果

OEE(設備総合効率)は、計画した生産時間のうち、どれだけが理想の速度で良品に変わったかを示します。時間稼働率・性能稼働率・良品率の3つを掛け合わせるため、それぞれで少しずつ失うだけでも、100%を大きく下回ることがあります。

↳ 例題の値があらかじめ入力されています。ご自身のデータに置き換えてください。

入力データ

分
分

計画時間から停止時間(故障・段取り・待ち)を引いた時間。

分/個
個
個

結果

OEE85.4%

計画時間の85.4%が、理想速度での良品に変わりました。

時間稼働率95.0%

計画時間のうち、ラインが実際に動いていた割合。

性能稼働率93.2%

稼働中の速度を理想サイクルと比べた割合。

良品率96.5%

一発で良品になった割合。

最大のロス:性能稼働率。まずチョコ停と速度低下を確認しましょう。

100計画95.0時間88.5性能85.4良品85.4OEE
100%からのロスのウォーターフォール:時間稼働率 95.0%、性能稼働率 93.2%、良品率 96.5%、OEE 85.4%。

計算式

時間稼働率 = 稼働時間 ÷ 計画生産時間
性能稼働率 = (理想サイクルタイム × 総生産数)÷ 稼働時間
良品率 = 良品数 ÷ 総生産数
OEE = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率
検算:OEE = (良品数 × 理想サイクルタイム)÷ 計画生産時間

例題

包装ラインが8時間の1シフトを稼働しました。どれだけ効率的だったでしょうか?

データ

  • • 計画生産時間 = 480分(休憩なしの1シフト)
  • • 稼働時間 = 456分(停止24分)
  • • 理想サイクルタイム = 1本あたり0.5分
  • • 総生産数 = 850本、良品数 = 820本

計算手順

  1. 1時間稼働率 = 456 ÷ 480 = 95.0%
  2. 2性能稼働率 = (0.5 × 850)÷ 456 = 425 ÷ 456 = 93.2%
  3. 3良品率 = 820 ÷ 850 = 96.5%
  4. 4OEE = 0.950 × 0.932 × 0.965 = 85.4%
  5. 5検算:(820 × 0.5)÷ 480 = 410 ÷ 480 = 85.4% ✓
  6. 6ウォーターフォール:100 → 95.0 → 88.5 → 85.4%

結果の読み方

このシフトのOEEは85.4%でした。最大のロスは性能稼働率(6.8ポイント)で、ラインが理想サイクルより遅く動いていました。故障よりも、チョコ停や速度低下を疑うのが定石です。

ヒントとよくある間違い

  • 理想サイクルタイムには「現実的な」値ではなく、本来の設計値を使いましょう。甘い値は性能稼働率を押し上げ、速度ロスを隠します。
  • 手直し品は良品に数えないこと。良品率は一発で良品になったものだけです。
  • 計画時間に休憩を含めるかどうかを一度決めたら変えないこと。変えるとOEEの推移が比較できなくなります。
  • 3つの要素を別々に見ましょう。同じOEEでも、原因はまったく違うことがあります。
  • AIアシスタントは3つの要素を掛けずに平均してしまうことがあります。このページの検算式ならすぐに気づけます。

この計算のためのAIプロンプト

AIアシスタントに貼り付けると、ご自身のデータで計算を一歩ずつ案内してくれます。

生産技術者として、私のラインのOEEを計算するのを手伝ってください。

必ず次の計算式を使ってください:
時間稼働率 = 稼働時間 ÷ 計画生産時間
性能稼働率 = (理想サイクルタイム × 総生産数)÷ 稼働時間
良品率 = 良品数 ÷ 総生産数
OEE = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率
検算:OEE = (良品数 × 理想サイクルタイム)÷ 計画生産時間。両方の結果が一致すること。

ルール:
1. 一歩ずつ計算し、最初にすべての時間を同じ単位にそろえて、その単位を明記してください。
2. まず私の数値を復唱し、小数点の区切りを確認してください。
3. データが欠けている、または不明確な場合(特に理想サイクルタイム)は、推測せずに質問してください。
4. 性能稼働率が100%を超えたら、理想サイクルタイムが遅すぎるか、手直し品が数に含まれている可能性を指摘してください。
5. 3つのロスのうちどれが最大か、まずどこを見るべきかを教えてください。

私のデータ:
計画生産時間 = 
稼働時間 = 
1個あたりの理想サイクルタイム = 
総生産数 = 
良品数 = 

ボタンを押すと、まずプロンプトをコピーしてから新しいタブでアシスタントを開きます。

この計算ツールを自分のサイトに設置

下のコードをページに貼り付けてください。計算ツールは無料のままです。出典リンクはそのまま残してください。

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<p><a href="https://www.qualityforeveryone.com/ja/lab/calculators/oee-keisan">OEE(設備総合効率) 計算ツール(Quality for Everyone 提供)</a></p>

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よくある質問

良いOEEの目安は?

85%といった値が「ワールドクラス」の目安としてよく引用されますが、これは例示的な経験則であって基準ではありません。役に立つ目標は、工程や製品構成、計画時間の定義によって変わります。外部の数字よりも、自社のOEEの推移のほうが重要です。

OEE、OPE、TEEPの違いは?

OEEは計画時間中の効率を測ります。TEEPは暦時間全体を使うため、ラインが計画されていないことによる未使用の能力も見えます。OPEなど、含めるロスを変えた別の指標を使う企業もあるので、定義は必ず明記しましょう。

小ロット・多品種でも OEE は使えますか?

使えます。ただし段取り替えが時間稼働率の大部分を占め、理想サイクルタイムも製品ごとに変わります。製品ごとの理想サイクル(または加重平均)を使い、段取り時間を別に記録して「性能」に紛れ込まないようにしましょう。

なぜOEEは3つの要素を平均せずに掛け合わせるのですか?

ロスが連鎖するからです。1個の製品は、使える時間の中で、正しい速度で、しかも一発で良品として作られなければなりません。95%・93%・96%の平均は94.7%ですが、実際に良品に変わったのは計画時間の85.4%だけです。

最終テスト:2026年10月 · テスト方法:自動の計算テスト(3ケース以上) · レビュー:Quality for Everyone 編集チーム